ノートブック

いれとく?どうする?

人形劇ワークショップ こずえ塾のレッスンの中に、役者の五感の引き出しを日常的に豊かにする、という課題がある。
日常で何かを感じたとき(例えば、美味しい・きれい・ふわふわ・心地よい音・よい香りなど)その瞬間その感覚に集中して、より深く感じ、自分の中の役者の五感の引き出しに「入れとこ!」と意識的に取り入れるというもの。
五感の記憶だ。

ある日のレッスン帰りの受講生ふたり。あるトイレの前に来たとき何とも耐えがたい悪臭が!
…顔を見合わせたふたり。

「どうする?」
「いれとく?」
「やめとこか?」
「もっとええ匂い入れよな」

この会話、世に解る人は少ない。
ちなみにこの会話を通してその匂いはしっかりインプットされたと思われる。

この文書は、ウェブサイトえだまつこずえ事務所に掲載されたものです。